2階はもうほとんど使ってないから減築してリフォームをしたい。こんなご相談を受けることが最近よくあります。
この相談の経緯はおそらく、平屋の方が地震が来た時に安全や本当に2階を使うことがないのでしょう。
2階を使わないと言っても、モノを置いていたり、子供部屋があればそこには思い出もありますし、もし仮にお孫さんができたりすればそこが使える部屋に復活することもありますので何も全部が全部減築をする必要はないと思います。
もちろん減築にもお金はかかりますので、よく検討してみましょう。
もちろん2階を減築して平屋にするとメリットもたくさんあります。
まず一つ目が耐震性能です。
一般的に地震で倒壊する家は、1階から倒壊すると言われています。これは2階の重みや屋根の重みに耐えられずに倒壊することが多いからです。
下の写真の様になります。
ショッキングな写真ですが、古いお家は特に注意が必要です。
耐震診断で耐震性能に大きく影響する項目の一つに建物の重さがあります。
建物の重さは、屋根の仕上げ材と壁の仕上げ材になります。
①サイディングくぎ打ち
②サイディング引っ掛け
③ラスモルタル
④土壁
の4つに大きく分類され、④番が重たい建物と診断され他は、軽いと診断されます。
①スレート瓦(鋼板)
②セメント瓦(モニエル瓦など)
③陶器瓦
④陶器瓦+土防水
の4つに大きく分類され、防水シートがない場合に土の上に瓦を置いてる場合がありますが、この土葺きと言われる建物は非常に重たい建物と判断されますので、葺き替えをすることをお勧めはしますが、制振ダンパーを使って揺れを吸収するという方法もありますので、こちらは直接弊社スタッフに相談ください。
1.建物の重さ
2.2階の面積が1階の面積の2分の1以上かどうか。
2階の面積が1階の面積の2分の1以上の場合は、2階の重みが一回に影響しますが、この場合は2階の屋根をスレートや鋼板に吹き替えるだけで耐震性能上は、軽い建物にできますので費用を抑えることができます。
では、2階の面積が1階の面積の2分の1以下の場合はどうなるのでしょう。
こちらについては、バランスもありますが、基本的に1階にかかる荷重は少ないのでそのまま置いていても問題ないとも言われますので、こちらも直接スタッフに相談をお願いします。
いかがでしたでしょうか?
ためになりましたでしょうか?
もしわからないことがあれば、長崎市・大村市・諫早市・雲仙市どのエリアの方でもご相談に乗りますので、リノベーション専門店のパパのリフォームにお任せください。
もし、相談するまでもないが気になる方は、ショールームにご来場ください。